SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary で野鳥撮影したレビュー
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryを2月末に購入して1ヶ月ちょっと使ってみた感想です。
なぜ購入したのか
今まで望遠レンズはSEL70200Gという70-200mをカバーするものを持っていました。
このレンズ、風景撮影にはちょうど良いのですが、野鳥などの動物撮影には焦点距離が足りなく感じていました。近所に比較的大きい公園があるため、早起きして鳥の撮影ができたら楽しそうだなーと感じていたので超望遠レンズを買っちゃいました。
超望遠ズームレンズの選択肢
ソニーEマウントで使える超望遠ズームレンズの選択肢はそんなに多くはありません(2021/04/13現在)。MC-11を使ってEFマウントのレンズを使うことができますが、α9以外のボディだとAF-Cで追従しながら連写スピードは3枚/秒まで落ちてしまいます。連写でも使いたかったので、Eマウントの望遠レンズから選ぶことにしました。
選択肢はソニーの100-400mm(SEL100400GM)か200-600mm(SEL200600G)、シグマの100-400mmです。
まず自分の利用用途としては公園での野鳥撮影があります。これだけを考えるとSEL200600Gが最適です。しかし、このレンズは重量2kgを超えたなかなか大きなレンズ。
今後夏になれば、登山に持っていって雷鳥やナキウサギの撮影なんかにも使いたいなと思っています。なので軽いレンズというのが必須条件です。SEL100400GMとシグマの100-400では250gほどシグマの方が軽いです。明るさは1/3段ほど暗くなるのでそこはトレードオフですが、軽さをとってシグマで行くことにしました。
使ってみて良いところ
α7Ⅲとα6600で使っていますが、基本的な写りは期待通りです。昼であれば、APS-Cのα6600に装着して35mm換算150-600mmのレンズとして使ってます。
望遠端でF6.3なので薄暗い環境では高速シャッターを切ろうと思うと高感度になってしまいます。SEL100400GMの方は望遠端でF5.6と多少明るいので多少重くなりますが、薄暗い環境で使いたい人はそちらを買った方がよいでしょう。
レンズをフードを持って直進ズームができるので、画角を変えたいときに素早く対応できます。普段はソニーのレンズを使っているため、シグマのレンズはズームレンズの回転方向が逆なのでこの機能はありがたかった!
オートフォーカス速度も江ノ島で飛んでるトビを撮影したりしましたが、十分満足できる速度でした。他の超望遠レンズと比較してないですが不満を持つような速度ではなかったです。
不満点
手振れ補正をオンにした状態でメカシャッターで連写すると手振れ補正の不具合でブレた写真を量産します😭
電子シャッターにするか、手振れ補正オフにすれば問題ないのですが、うっかり設定を間違えるとブレてしまうので気をつけてます。
作例