赤岳-横岳-硫黄岳の縦走 - 厳冬期南八ヶ岳のモルゲンロートが美しかった!
南八ヶ岳は硫黄岳から網笠山までの山域を指します。昨年の夏に天狗岳から阿弥陀岳まで縦走をして、この稜線に興味を持ちました。特に硫黄岳から横岳、赤岳の稜線の美しさは北アルプスにも負けていないですね。2月の厳冬期に稜線の縦走に挑戦してみました。
1日目は美濃戸口から入り南沢ルートで業者小屋を経由して、地蔵尾根で赤岳天望荘まで。2日目は赤岳天望荘から横岳、硫黄だけの稜線を通過して赤岳鉱泉、北沢ルートで下山しました。
八ヶ岳は厳冬期でも晴れの日が比較的多く、今回挑戦できる機会に恵まれました。冬の八ヶ岳の稜線美、とても美しかったです。
美濃戸口 登山口
美濃戸口は南八ヶ岳の登山口では一番メジャーな場所で、今まで4、5回くらいは訪れたことがあります。この先の美濃戸林道は一般車も通行できますが、カチカチのアイスバーンになっていることが多く、4WDで4輪金属チェーンの用意がないのであれば美濃戸口の駐車場にとめることをお勧めします。
南沢ルート
美濃戸山荘から先は2つのルートに別れています。1つは北沢ルートでこちらは半分ほどは平坦な林道です。その先は沢の上にかかる橋を何度か渡りますが、かなり歩きやすい登山道です。一方の南沢ルートは、石がゴロゴロしていたり、湿気が多いのかコケや凍結が多い印象です。
行者小屋から地蔵尾根
南沢ルートを進むと行者小屋が営業しています。
午後から風が少しおさまるという予報だったので行者小屋の中でコーヒーを飲みながら少し待機させていただきました。
赤岳天望荘から硫黄岳
この日は赤岳天望荘に宿泊して次の日に備えました。明日は天気予報によると快晴です。
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まとめ
赤岳天望荘は数少ない厳冬期に営業している稜線の小屋ですが、今回初めて利用させていただきとても快適でした。コーヒーお茶お湯は飲み放題だし、下山に八ヶ岳山荘で使えるとコーヒーとお風呂の無料券もいただきました!下山後は八ヶ岳山荘で食事とお風呂に入り満足度高く帰路につけますね!赤岳-横岳-硫黄岳は岩場のトラバースはかなり注意が必要ですが、今回は極端に危ない箇所はありませんでした。雪状態によっても難易度は相当変わると思いますが、厳冬期に登る山のレベルを上げるために挑戦する価値のあるルートだと思います。途中でみた横岳に日帰りでアクセスできる杣添尾根も面白そうでした。今度行ってみようと思います!
今回の撮影機材
SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS※Eマウント用レンズ(APS-Cサイズ用) SELP18105G
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: エレクトロニクス